焼杉板を貼るための下準備|東広島 豊栄町 平屋 焼杉 新築 注文住宅
投稿日:2025.07.15
【焼杉板を貼るための加工風景|平屋の外壁づくりの裏側】
現在、東広島市豊栄町で進んでいる平屋の新築工事。
その外壁に使用する「焼杉板」を貼るための下準備の加工風景をご紹介します。
今回のご家族が選ばれたのは、昔ながらの焼杉板仕上げ。
焼杉とは、杉板の表面を焼いて炭化させることで、
防虫・防腐効果を高める伝統的な技法です。
見た目にも風合いがあり、時間とともに深みが増していくのが魅力。
私たちは、自社で仕入れた杉材を一枚一枚確認し、
焼杉板を貼るための加工を行います。
そのまま板を張るのではなく、家にしっかり納まるように、
厚みや幅、端の仕上げなどを微調整する必要があります。
この作業は、一見地味でもとても重要な工程です。
わずかなズレや反りがあると、見た目にも、耐久性にも影響が出てしまうため、
職人が目と手でていねいに仕上げていきます。
そのための、下準備の作業です。
焼杉板をそのまま張り付けるのではなく外壁の通気を取るための加工です。
最近では、メンテナンス性やコスト面から外壁材も多様化していますが、
自然素材でつくる家を望まれる方にとって、「焼杉」はとても魅力的な選択肢のひとつ。
東広島の気候や風土に合った素材を使うことで、
永く、心地よく暮らせる住まいが実現できると、私たちは信じています。
今回の平屋の新築住宅も、暮らすご家族の「らしさ」が詰まった注文住宅。
外壁には焼杉、室内には無垢材、そして地元材や自然素材を取り入れて、
ナチュラルであたたかみのある住まいが、少しずつ形になっています。
これから焼杉板を張っていく様子も、随時お届けしていきますので、
家づくりに興味のある方、注文住宅をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。