田舎も街も不自由に 工務店が考える空き家という選択肢  東広島市 工務店 注文住宅 古民家リフォーム

地域密着の工務店として、
日々お客さんの暮らしに触れる中で

考えさせられた出来事がありました

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東広島で家づくりをはじめて78年

注文住宅からリフォームまで

様々な問題と向き合ってきました

この地にいるから分かる!

 

家を大切にする事は地域を守る事

頼りにしてくださいね

一緒に問題を解決していきましょう

「木づくりの家」豊北木材

代表の高橋真起です

 

 

 

今日で仕事納めです!

朝から大掃除したいところじゃけど

カレンダー配りが残り4件

 

 

 

地域の工務店として感じた

  免許返納後の暮らしの現実

 

とあるお客さんのところへ行くと

奥さんが出てこられ「ありがとう」

と笑顔で受け取ってくれ

「ご主人も元気ですか?」

って聞くと

『顔見て行く?』

 

 

80代のご夫婦なので

私が家にお邪魔したんです

 

 

ご主人は元気そうだけど

ちょっと病気になって

運転免許証を返納したとの事

 

 

80代と年齢だけ聞くと運転は危ない気がするので

仕方ないんじゃけど

出かけるのがかなり難しくなったって言うんです

 

 

車の運転はできなくても「タクシー」なら・・・

と思ったんじゃけど

今じゃそのタクシーも気軽には来てもらえないらしいんです

いわゆる「人手不足」です

 

 

病院もタクシーも予約

二つ同時にうまく段取りせんといけない

なかなか・・・ハードル高いです

 

 

奥さんはまだまだお元気なので

どこにも行けなくなった・・・と

さみしそうでした

 

 

幸いすぐ隣に息子さんんご夫婦が住んでるので

休みの日などはスーパーへ連れて行ってもらえるそう

 

 

お客さんの家は豊北木材の会社のほど近くなので

不便じゃないところのはずなんじゃけど

もし息子さん夫婦がいなかったら

どうなるんじゃろう・・・

 

 

 

昔の田舎の暮らし方は、実はとても合理的だった

昔の田舎は長男が家を継ぎ

お嫁さんと同居して・・・

それがごく普通だった

でもそれが田舎の不自由さを解消してくれてたんよね

 

 

今は田舎も街も長男とか関係なく

自分の人生を歩む時代

それならせめてご近所さんとの

人間関係をつくって

ちょっとそこまで・・・をお願いできるような

そんな関係性ができるといいなー

なんて思うけどそれも難しいじゃろうなぁ

 

 

じゃけん昔の田舎は

次男なども家の近くに「分家」として

住まわせた・・・

そんな風にも思ってきました

 

 

兄弟・姉妹で助けあう事で

負担を減らす

 

 

空き家は「住まない家」ではなく

人の距離を縮める家

 

今の時代に全く同じことは無理だけど

同じ町内や30分圏内に住む

 

 

バリバリ働いているときは無理じゃけど

定年後に近くの空き家に住む

なんなら今の住まいと2拠点生活する

 

 

そんな暮らし方も必要なんじゃないかと

思ってます

 

 

ちょっと便利なところだって

不自由になっている今

これからは人と人のつながりが大事になってくると感じています

まあ違った形で原点に戻ってるんかな?

 

 

 

 

 

今日もありがとうございました!

東広島で家づくりなら木づくりの家

---------豊北木材工業----------

東広島市の工務店:豊北木材工業(株)

新築・リフォーム・リノベーション・断熱

木材に携わって創業92年(設立78年目)

安心の実績

住所:広島県東広島市西条町寺家4853

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