ベンガラって知っていますか?自然塗料なんですよ!|東広島市 工務店 木づくりの家 注文住宅
投稿日:2024.07.06
今日も昨日も作業デーの私でした![]()
昨日は外壁塗装をし
今日は改装後のクリーニング(掃除)
今日は暑かったですぅ![]()
![]()
でも今日のお宅はすごく風通しが良く
軒もかなりあったので
日差しは直接入ってこず
暑いなりにも良かった良かった![]()
外では主任の「迫くん」が
木部の塗装です
塗っているのは
「弁慶(べんけい)」という塗料です
↓
豊北木材では
古民家の改修工事では良くこの塗料を使います
なぜかというと
元々の家にはこんな塗料が塗ってあったんですよ!
といっても
昔はこの「弁慶」ではなく「ベンガラ」
というものを塗っていたそうです
私が入社したころは
既に「弁慶」とういう塗料を塗っていたけど
見たことはあるんです「ベンガラ」
ベンガラっていうのは
塗料といっても「粉」なんです
粉を「オイル」や「柿渋」で溶いて
使うらしいです
「ベンガラ」というのは
お隣の岡山県の高梁市の吹屋地区
で作られていました!
私は14、15年前に一度行った事があって
ベンガラ製造で成功した豪邸を
見た記憶は残ってるけど
その他はほぼ忘れているので
調べてみました!
日本が発祥かとおもいきや
インドのベンガル地方でつくらていたのが
はじまりだそうです
(ベンガル→ベンガラ)
似てるわぁ![]()
当初は中国から輸入してて
飛鳥時代の寺院や
奈良県の薬師寺西塔の円柱も
ベンガラ塗装らしい![]()
日本で製造できるようになってからは
有田焼などの陶器、家具、輪島塗
などにも使われていたそうです
作り方はなんだか難しかったのですが
ベンガラは石からつくらているので
「自然塗料」なんです!
建築に使われるのは
「赤」という色の鮮やかさと
天然の防腐・防さび効果があって
耐久性が高くなることから
使われています
この辺りの赤瓦の昔の家も
こんな色の柱を見る事があります。
先日塗装したお客様の家も
そんな朱色のような色の柱でした
ベンガラは自然の色なので
茶色いような色から朱色のような色まで
あったとか・・・
調べていると
また行ってみたくなりました!
近いんじゃけどね
「弁慶」を塗ると
新しい家みたいになるんですよ![]()
難しいのは
どこまで塗るのか・・・
どこで止めるのか・・・
キレイになっていくと
つい欲がでてしまいます![]()
さっきの写真をアップすると・・・
上と下で全然ちがうでしょ!?
塗装後の写真は撮り忘れてます![]()
今日もありがとうございました!
明日も見てくださいね![]()






